第 2回目の達人は品川区立 日野中学校長の中元順一さんです。
西五反田が地元の日野中学校ですが、移転、小中一貫校への移行など何かと話題の多い中学校が今、中元校長を中心に新たな挑戦を続けています。
そんな五反田の達人として、街と学校について聞いてみました。
編集部>------------------------
日野中学校長になられて半年がたちましたが、五反田の街のイメージをお聞かせください。
校長> --------------------------
五反田駅前の歓楽街のイメージが強いですね。もちろん本校は住宅地の恵まれた環境にありますが。目黒や大崎より元気だと思います。
編集部>------------------------
五反田の子どもたちのイメージはどうでしょうか?
校長> --------------------------
保護者の子どもたちに対する意識の高さから、恵まれた環境の子どもたちが多いと感じますね。
編集部>------------------------
日野中学校長として、何をされたいと思いますか?
校長> --------------------------
もちろん、小中一貫校への準備ですね。いろいろ話題になっていますが小学校と中学校との連携を密にしてスムーズに学校生活を行なえる環境作りが大きな仕事だと思っています。この地域では子どもに関連する問題が少ないところですから、教職員の意識が高ければ子どもたちに落ち着いて基礎学力をきちんと付けさせることは比較的容易だと思います。逆に悪い点は親御さんたちが成績に神経質になってしまうことですね。 (笑)
編集部>------------------------
今度入学する1年生が3年生の時に移転しますが、動揺みたいなものがありますか?
校長> --------------------------
それはすでに体制を整えて準備しています。移転することで落ち着かなくなる動揺は多少あるかもしれませんが、今後2年半で万全の準備をしてスタートできるようにします。よそから選んで入ってくる子がいますから、未知な部分はありますがそのことも考えて準備していきます。
編集部>------------------------
保護者は学力 UPしてくれる学校はいい学校とつい、考えてしまいますが。
校長> --------------------------
学校としての方向性を早く決めていきたいと考えています。 まあ、きちんとした学力を付けさせることが大切です。そして豊かな学校生活が送れることが、これがいい学校の条件だとおもいます。本当の意味でのゆとり教育が試されているのでしょうね。中学校と小学校とがうまく繋がらないと、ゆとりが生まれませんから。
編集部>------------------------
一貫校が成功するためには何が必要ですか?
校長> --------------------------
方向性が早く明確になることが 50%ですね。指導者として指針を決めてることがもとめられます。そして25%は時期です。時期的にもう後戻りできず一貫校に進まざるを得なくなった。そして残りの25%は成果が見えてきたことですね。先生方が手ごたえを感じてきた、これが徐々に親御さんに伝わればいいですね。具体的に言えば10月中旬から50分授業から45分授業になります。教師もチャレンジしているのですね。特にこの部分は強調したいのですが、日野中が移転するから入学はやめよう!と、いうのは損ですよ。1年でも早くしたほうがいいです。仮に3年生のときだけになっても、絶対に後悔しません。そういう準備とそれへの周知を図る努力をするつもりです。
編集部>------------------------
地域との関わりとしての学校はどのように考えますか?
校長> --------------------------
連携の方法で悩みますね。学校公開で足を運んでもらうしか、今のところ具体的に無いのでしょうし、この地域に中学校が無くなるのは卒業生や地元の人にストレスを与えてしまいますが、子どもたちにはそれほど無いと思います。日野中の理念は当然残りますしね。感傷的な気持ちは分かりますが、現場の教育は常に進んでいるわけですから、反発も仕方がないところでしょうか。もちろん、理解を得るための努力は欠かせませんが、改革においては反感の無い前進はありませんから
編集部> ------------------------
最後になりますが、街に対してのメッセージがありましたらいただきたいのですが。
校長> --------------------------
色々な意味で「人のことを中心に考え、大切にしてほしい」ということです。
私たちもそうします
編集部> ------------------------
本日はお忙しい中ありがとうございました。
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